「緩和ケア学び隊」が好評(1/28)
支部理事の安藤明夫さん(中日新聞編集委員)が主宰する「緩和ケア学び隊」が、好評。大橋洋平さん(海南病院緩和ケア医、「緩和ケア医が、がんになって」筆者)を招いた今年1月28日も、会場の青木記念ホールには定員を上回る30人以上が集まりました。支部の協賛事業の一つです。
安藤さんがかかわりを持つようになったのは2016年。元支部長の故・青木仁子さんから運営の委託を受けました。その後毎月1回、医療関係者を招いて、青木さんや支部理事の伊世利子さんらとともに「闘病の中で奥深く重要なテーマである緩和ケア」の勉強会として開催。青木さんの病状が進んだため2017年、安藤さんが代表を引き継ぎました。
開催日は毎月第1日曜日でしたが、2018年度から隔月の第4火曜日午後に変更。開催は30回以上を数えています。参加費は毎回500円。講師の顔ぶれは、医師(緩和ケア医、在宅診療医、泌尿器科医)、看護師、薬剤師ら専門職と、がん患者、ご家族を看取った方、看取りをテーマに映画をつくった監督など多彩で、支部の啓発活動を補完する貴重な機会となっています。「地域の方々が気軽に緩和ケアの勉強をできる場であってほしい、という青木さんの思いを守っています。おもしろくて役に立つ講座を続けていければ」と安藤さんは意欲的に話しています。
(支部長・野嶋庸平)
