タイトル【POD】貴方の最期、看取ります:「死なせ屋ゴン」の終末期医療日誌
サブタイトル
著者板野聡
出版社22世紀アート
ISBN9784867260814
出版年2020/12/04
サイズ
価格2662 円
概要―「手術で治す」以外にも、医者がやるべきことはたくさんある―
「大腸癌を切らせると右に出るものがない」と言われ、外科医として、また「次期教授候補」として将来を嘱望されていた伊達健夫。しかし、大学にいる限りは自分が手術した患者の最期を看取ることも叶わないという、医療システムの現実に気付いたとき、「自分が本当にやりたい医療」への思いが頭をもたげはじめる――。
いくつもの出会いと別れを繰り返しながら、伊達はいかにして大学を離れ、「死なせ屋ゴン」への道を歩むようになったのか。
高齢化社会、多死社会に向けて、誰にでも訪れる死と命に向き合おうとする一人の医師の、はじまりの物語。
目次プロローグ 「看取り医ゴン」
伊達の若い頃の記録から
 その一 「DOA」
 その二 「また会えるかな」
 その三 「泣き笑い」
 その四 「死水(しにみず)」
 その五 「ゴンの原点「作品」」
 その六 「声」
 その七 「息子の涙」
 その八 「戦友──告知・その1」
 その九 「父の贈り物──告知・その2」
 その十 「人形」
 その十一 「ありがとう」
 その十二 「男の約束」
 その十三 「命は神様に」
 その十四 「命預けます」
 その十五 「嬉しい訪問者」
エピローグ「看取り医ゴンがゆく」
あとがきにかえて(電子書籍発行にあたって)
著者略歴