タイトル | いのちの苦しみは消える |
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サブタイトル | 医師で僧侶で末期がんの私 |
著者 | 田中雅博 |
出版社 | 小学館 |
ISBN | 9784093798839 |
出版年 | 2016/03/16 |
サイズ | 単行本 |
価格 | 990 円 |
概要 | 人を最期に救うのは、医学か宗教か いままで数々の末期がん患者を看取ってきた、内科医であり、僧侶でもある田中雅博氏は、自身も末期がんになり、余命数か月と自覚しています。その彼が「いのちの苦しみ」との向き合い方を説く本書は、長年ひとの死を間近で見てきたこと、そしていま「自分の番」が来たことについての実感が深く込められているため、とても重く響いてきます。 医学の限界を知った彼は、宗教こそが人が死と向きあったときに救いになると語ります。宗教というのは仏教やキリスト教だけでなく、自分のいのちより大切なものを見つけたとき、それがその人自身の宗教になるのです。 「命がなくなることに対する苦しみと直面する、その『いのちの苦』から救われるには、『自分への執着』を捨て、どんな人生であったとしても、そこに価値があったと考えて『自分の人生の物語』を完結させるしかない」と、田中氏は言います。 人間であれば誰しも逃れることのできない生と死の見つめ方の本質を教えてくれる一冊です。 |
目次 | 序章 いのちの苦しみとどう向き合うのか 第一章 そもそも死とは何か 第二章 最期に人を救うのは医学か宗教か 第三章 人生の物語をどう完成させるか |