タイトル生きるのが下手な人へ
サブタイトル - 自信が湧く人生論
著者紀野 一義
出版社光文社
ISBN9784569579351
出版年1985/10
サイズ文庫判
価格本体 580 円
概要いくら働いても成果の上がらぬ人、一生懸命やっているのに人から認められぬ人。騙されてばかりいる、相手を悪く思えない…、こんな人たちは皆、生きるのが上手な人とはいえません。その原因は、あなたのどこかに「いい格好をしよう」という思いがあるからでは。名誉や面子、そんなものは放り出して、生きたいように生きることの大切さを説く、救いの人生論。
目次第1章 放り出して生きる(雪ふる逢へばわかれの雪ふる―放浪の俳僧、山頭火;無明の闇が、無明のままに輝く―盲目の念仏僧、暁烏敏 ほか)
第2章 生きたいように生きる(龍が玉を吐くようにいのちを吐く―ある女好きの男の硬骨の人生;おまえも死ぬぞ―不器用にまっすぐ生きた毎田周一 ほか)
第3章 きびしく鮮烈に生きる(美しき人になりたく候―会津八一の鮮烈な生きざま;歌を詠む者は、凛々としていなくてはならぬ―生涯病んだ歌人、吉野秀雄 ほか)
第4章 私心なく生きる(はるかなるものの呼び声―坂村真民の詩から;目に見えないものを見つめて―あるキリスト者と妙好人 ほか)
終章 愛の環の中に生きる