タイトル | 次世代死生学論集 |
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サブタイトル | 21世紀COEプログラム「生命の文化・価値をめぐる死生学の構築」 |
著者 | 東京大学大学院人文社会系研究科 |
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出版年 | 2006/3/25 |
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目次 | はしがき 武川正吾 第一部 日本社会と死生学の役割 次世代のための死生学教育 -理由、段階、内容 カール・ベッカー 一遍と熊野 -熊野託宣の再検討 前川健一 ≪死生の学≫の不可能性と可能性 飯田篤司 次世代の死生学とその射程 -現在、過去及び未来への展望して 古澤有峰 第二部 死生学の新展開-8つのテーマ (1) 死生学の文化/表象 喪の作業としての<パレルゴン> 木村 覚 『ジャン2世のピープル・モラリゼ』における死生の表象 黒岩三恵 キリストの受難と死はいかにして美的な形象となり得るか ―受難音楽における省察(Betrachtung,Erwagen)の考察、テレマン作品の分析を中心に 瀬尾文子 キリスト教における死者および他界観の変遷 嶋内博愛 (2) いのちを考える がん患者のための「いのち教育」 石田美岐 フランスにおける臓器移植 越門勝彦 ケアー「生で支えあう」ということ 真継和子 (3) 宗教とスピリチュアリティ カピノザにおける人間精神の永遠性 朝倉友海 <問い>のスビリチュアル教育のために 林 貴啓 ルネサンスにおけるスピリトゥス概念と生命線 比留間亮平 インド仏教僧団におけるターミナルケア 鈴木健太 (4) いのち・関係性・ケア 生涯発達心理学の視点から死を考える 有田 惠 家族の個人化と葬送の今後 伊野真一 存在感が死生観に与える影響 -ペット喪失事例の有用性 新島典子 スビリチェアケア(学)の構築への考察 -スビリチュアルケア教育の課題 安田裕子 (5) 日本における生命観の諸相 『日本霊異記』における死生学序説 伊藤由希子 佐藤一斎における「立志」と死生 栗原 剛 曽我狂言と曽我祭 -芸能と鎮魂をめぐって 佐藤知乃 近代におけるもう一つの浄土観 -村上専精について ワイド・ライアン (6) 生/死と現代社会 家族やペットとの死別経験が死観・宗教観・生命観に及ぼす影響 金児 恵 覚せい剤乱用生年における死生と処遇 松本聡子 「いのちの教育」の臨界 -<出来事>の分有をめぐって 仁平典宏 今日の青少年の死生観と自殺観の関係 -自殺予防に向けて 山本佳世子 (7) 記憶と死生 遺影をめぐる死生観 -乃木将軍夫妻の遺影 福岡真紀 国家形成期の葬送にみる玉類の副葬行為 -①弥生時代後期の丹後地域 小寺智津子 伝統をめぐる想起と忘却 佐々木慎吾 カトマンドゥのヒンドゥ教ガイジャトラ (「牛の行列」)祭の現在 杉木恒彦 (8) 哲学の四川をめぐって 性愛・自他・死生 -<エロス-タナトス>再考 秋山茂幸 哲学における死の凝視 -プラグマティズム哲学者の死生観 麻生亨志 ジョルジュ・バタイユにおける死 ー反転する死、至高性とコミュニケーション 福島 勲 近代ヨーロッパ哲学と生存権 今村健一郎 ディルタイにおける「生の解釈学」 瀧 将之 第三部 特別寄稿 平安時代の人々の神仏への心 義江彰夫 熊野信仰論 -死生学の観点から 麻生亨志 執筆者 |