タイトルいのち、そして死
サブタイトル宗教都市・京都からの提言
著者医療と宗教を考える研究会
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出版年2014/10/30
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概要医療と宗教を考える研究会は、2014年春、人間的な暖かみのある終末期を送るために「医療と宗教のあるべき関係」を考えようと、患者や家族、医療従事者約1000人を対象に「生や死」をどのように受け止めているかについてのアンケート調査を行いました。
結果報告とあわせて、死をあるがままに受け入れることを否定した現実への反省を込めて、人が死を迎えるにあたり仏教でいえば「知足」、キリスト教でいえば「ちいさきものとして生きる」という生き方に立脚したいのちのバトンタッチを、日本人のこころのふるさと京都から発信しようと「いのち、そして死 〜宗教都市・京都からの提言〜」を刊行しました。
目次ご挨拶
1、終末期・医療費・信頼
2、ある高齢科学者の辿りし人生所感
3、ライフステージ医療を考える 〜生命誌の視点から〜
4、患者と寄り添う
5、終末期医療は完成期医療 〜年間200人の看取りの経験から〜
6、人間の生き死には「ご縁」の中で
7、「少欲」「知足」と現代の医療 〜研究者の立場から〜
8、医療における「知足」 〜ひとは一度しか死ねない〜
9、治療における「小欲」「知足」の可能性を探る
10、近代における「迷い」と「気づき」『「治療をめぐる意識」に関するアンケート』の分析・中間報告
11、研究会報告「スピリチュアリティと医療」