タイトル死を見つめる心
サブタイトルガンとたたかった十年間
著者岸本英夫
出版社講談社
ISBN9784061340244
出版年1986/10/31
サイズ文庫
価格660 円
概要人間が死というものに直面したとき、どんなに心身がたぎり立ち、猛り狂うものか──すさまじいガンとの格闘、そしてその克服と昇華……言語を絶する生命飢餓状態に身をおいた一宗教学者が死を語りつつしかも、生きることの尊さを教える英知と勇気の稀有な生死観。第18回毎日出版文化賞受賞。
目次序にかえて 増谷文雄
Ⅰ 死に出逢う心がまえ
   わが生死観
   別れのとき
   私の心の宗教
Ⅱ 癌とのたたかい
   アメリカで癌とたたかう
   癌の再発とたたかいつつ
   命ある限りゆたかに
Ⅲ 現代人の生死観
   生死観四態
   死
   現代人の生死観
   人間と宗教

 あとがき
 父の死生観
 主人の想い出
 文庫刊行によせて