タイトルシリーズ生命倫理学 安楽死・尊厳死
サブタイトル
著者甲斐克則/谷田憲俊
出版社丸善出版
ISBN9784621084823
出版年2012/11/30
サイズ全集・双書
価格6380 円
概要安楽死・尊厳死の問題は、生命倫理を語るうえで必ず議論の重要な対象となる。そこには、終末期における生命をめぐる、患者の自己決定権の限界、家族等近親者の判断の役割、意思決定能力のない患者の場合への対応等、終末期医療の極限の法的・倫理的問題点が凝縮されているともいえる。本巻は、国内外の動向を正確に見据えて、安楽死・尊厳死の問題点について多角的に考察した。
目次安楽死・尊厳死をめぐる生命倫理の問題状況
哲学的観点から見た安楽死
安楽死・尊厳死とキリスト教―その歴史と基本思想
仏教から見た安楽死・尊厳死
わが国における尊厳死運動―日本尊厳死協会の立場から
日本における積極的安楽死
日本における人工延命措置の差控え・中止(尊厳死)
医療現場からみた人工延命措置の差控え・中止
医師による自殺幇助(医師介助自殺)
アメリカにおける尊厳死
欧州(イギリス・ドイツ・フランス)における安楽死・尊厳死
オランダにおける安楽死・尊厳死
延命治療の中止に関する韓国大法院判決について
中国における安楽死の動向