タイトル自分でえらぶ往生際
サブタイトル
著者大沢周子
出版社文藝春秋
ISBN9784166603244
出版年2003/06/30
サイズ新書
価格759 円
概要人間は生きている限り、歳をとり、やがて死を迎える。当たり前といえば、これほど当たり前のこともない。しかし太陽を直視できないのと同様、われわれはこの事実を日常的には直視できない。知人、友人、家族が病に倒れ、身近に老いの残酷さを経験しても、なお「死」や「老い」を我が事として受け容れるのは難しい。老いと介護をめぐる家族の物語を克明に聴きとった本書は、自らの生き方について、さまざまな気づきと覚悟を触発してくれるだろう。
目次第1章 孤独死もまた可なり
第2章 老親介護ビジネス
第3章 帰ってきた放蕩夫
第4章 息子と同居して居場所を失う
第5章 瀬戸際に生きる
第6章 天国行きの待合室
終章 アルツハイマー病の妻と十三年―田辺俊夫の介護記録より