タイトル十二人の死にたい子どもたち
サブタイトル
著者冲方丁
出版社文藝春秋
ISBN9784163905419
出版年2016/10/15
サイズ単行本
価格1705 円
概要廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。建物に入り、金庫を開けると、中には1から12までの数字が並べられている。この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にする決まりだった。初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。このまま計画を実行してもいいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、十二人の子どもたちは多数決を取ろうとする。俊英・冲方丁がデビュー20年目にしてはじめて書く、現代長編ミステリー!性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論はー。
目次第一章 十ニ人の集い
 1 集合場所
 2 集合
 3 12対0
 4 11対1
 5 10対2
第二章 投票
 1 疑惑
 2 9対3
 3 車椅子
 4 スニーカー
第三章 テスト
 1 屋上
 2 6対5(不明1)
 3 マスクと防止
 4 5対6
第四章 告白
 1 4対7
 2 動機
 3 3対8
 4 ドア
第五章 最後の時間
 1 3対9
 2 推理
 3 時間
 4 0対12