タイトル看取りの医者
サブタイトル
著者平野 国美
出版社小学館
ISBN9784094086621
出版年2011/11/30
サイズ文庫
価格607 円
概要終末期医療の訪問医が見届けた感動実話全九話。数多くの「看取り」を続けてきた医師が問う「人にとって最もふさわしい最期の場所」とは!?真の家族愛を描き切り、単行本発売当初から話題となったあの感動作がついに文庫化。そしてテレビドラマ化も決定。著者は地方の開業医。開業医といっても、この医院は訪ねてくる患者さんはほとんどいない。なぜならこの医師は訪問専門の医者だからだ。患者には末期ガンや脳梗塞を患う人が多く、これまで何百人も患者の自宅で看取ってきた。その過程で、悩みながら、涙ぐみながらも知った、せつなくも感動的な家族のカタチ。
目次はじめに
第一話 核家族の老後
第二話 呆けたふりをする老母
第三話 在宅死を拒否する人々
第四話 さまよう入院患者
第五話 自宅で死ぬということ
第六話 無手勝手流の開業医
第七話 女子中学生の一言
第八話 新しい形の「終の棲家」
第九話 自宅で死のうよ
文庫版あとがき
 [解説] 蓮見圭一