タイトル | 認知症を堂々と生きる |
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サブタイトル | 終末期医療・介護の現場から |
著者 | 宮本礼子/武田純子 |
出版社 | 中央公論新社 |
ISBN | 9784120050800 |
出版年 | 2018/05/10 |
サイズ | B6判 |
価格 | 1540 円 |
概要 | 年をとると認知症になるのは当たり前。それは病気ではなく、長寿の証なのです――。人生の最後まで、本人と家族が誇りをもって生きるために、高齢者ケアの最前線から直言します。大反響を呼んだ『欧米に寝たきり老人はいない』待望の第二弾!「生きものはすべて目的に適うようにつくられています。認知症が進んでまわりのことがわからなくなれば、この世に対する未練や死への恐怖が薄らぎ、楽にあの世に旅立つことができます。人を含め動物が認知症になるというのは、生命を終えるうえで必要なことといえます。それなのに、昨今は認知症予防が大流行です。多くの人が認知症は予防できると信じています。努力して認知症になるのを少し先送りできたとしても、不老長寿の薬がないように認知症を防ぐ方法はありません。(略)認知症は予防できるという幻想を追い求めるより、年をとったらだれでも認知症になるという事実を認め、認知症になった時の生き方を今から考えておくほうがよいのではないでしょうか」(「はじめに」より) |
目次 | 第1章 知っているようで知らなかった「認知症」(認知症はいつか行く道―老いを受け入れることの大切さ;生活が不自由になる認知症 ほか) 第2章 できないことが増えても、その人らしさはそのまま(認知症になっても感情は変わらない;認知症になっても、すべてわからなくなるわけではない ほか) 第3章 医療現場に求められる認知症患者の看取り(わが国の認知症終末期医療の現状;人工的な水分・栄養補給とは? ほか) 第4章 グループホーム「福寿荘」に見る認知症の人の終末期ケア(初めての看取り;認知症の方々をこうして支えています! ほか) 寄稿 海外の終末期医療を視察して(欧米豪の高齢者の終末期医療;アメリカの終身介護退職者コミュニティ(CCRC)における終末期医療 ほか) |