タイトル安楽死について
サブタイトル「バチカン声明」はこう考える
著者宮川俊行
出版社サンパウロ
ISBN9784805600153
出版年1983/09/30
サイズ単行本
価格1430 円
概要
目次教理聖省 「安楽死についての声明」
序論
1 本「声明」の中心的関心
2 「声明」発表の理由
3 誰に向かっての語りかけか
第一章 人間声明の価値
1 「生命の尊厳」の大原則
2 「不正な殺人」の厳禁
3 生存の意義
4 自殺の厳禁
第二章 安楽死
1 普通「安楽死」とは何を指すのか
2 本「声明」における「安楽死」の意味
3 「安楽死」の断罪
4 「安楽死」断罪の意味するもの
第三章 キリスト信者にとっての苦しみの意味、並びに鎮痛剤の使用
1 死ぬときの苦しみ
2 痛みの生体防御的意義とその限界
3 身体的痛みのキリスト教的意義
4 鎮痛手段の適正な使用の勧め
5 鎮痛手段の使用にあたっての注意
第四章 医療手段の使用における均衡
1 良心による医療手段の選択
2 一般基準としての適度と過不足
3 過度の医療への自由な同意
4 過剰の医療措置の中止
5 過度の医療措置の拒否の権利
6 延命の努力の放棄
むすび
1 死の意味
2 医療活動従事者の責任
公示
付論「声明」の現代的意義
1 「声明」へのジャーナリズムの反応
2 「声明」とカトリック倫理
3 医療倫理と人権宣言
4 良心の自立性の尊重
5「安楽死」と堕胎