タイトルがんの痛みからの解放とパリアティブ・ケア
サブタイトルがん患者の生命へのよき支援のために
著者世界保健機関/武田文和
出版社金原出版
ISBN9784307770859
出版年1993/09/30
サイズ単行本
価格2136 円
概要
目次WHO専門委員会出席者氏名
1. いとぐち
 1-1 WHO方式癌疼痛治療法
 1-2 最近の発展状況
 1-3 問題解決に向けての将来展望
2 パリアティブ・ケア(緩和的医療)
2-1 いとぐち
 2-2 現在の状況
 2-3 将来における必要性
 2-4 パリアティブ・ケア実施の阻害因子
 2-5 資源の配分
 2-6 パリアティブ・ケアの組織作り
 2-7 クオリティ・オブ。ライフ
3 癌患者の痛み
 3-1 問題の大きさ
 3-2 癌患者の痛みの分類
 3-3 癌患者の痛みの性状
 3-4 WHO方式癌疼痛治療法
 3-5 WHO方式癌疼痛治療法の試行成績
 3-6 進むべき道
4 オピオイド鎮痛薬の使用条件の整備
 4-1 オピオイド(opioid)という用語の使い方
 4-2 モルヒネ消費量 : 現状
 4-3 国際麻薬統制委員会(International Narcotics Control Board, INCB)
 4-4 オピオイドの流通とその背景
 4-5 医療用に処方したオピオイドの不正流用
 4-5-1 不正流用の危険度
 4-5-2 医療目的に所要したオピオイドによる精神的依存発生の危険度
 4-5-3 オピオイドの耐性
 4-6 薬に関する法律と行政に求められるもの
 4-7 医療目的のオピオイドの使用と供給の推進
 4-7-1 癌患者の痛み治療に用いる他の薬の使用と供給
 4-7-2 オピオイド拮抗薬導入の必要性
 4-8 結論
5. 癌患者のによくみられる痛み以外の症状
 5-1 身体的症状
 5-2 精神症状
 5-3 一般的な治療戦略
 5-4 希望を支える
6. 心理社会面
 6-1 患者
 6-2 家族と親友
 6-3 エイズ患者(後天性免疫不全症候群患者)
6-4  スタッフへの支援
 6-5 医療従事者に対する心理学的技術の教育
 6-5-1 基礎的研修
 6-5-2 業務に従事しながらの研修
 6-6 研究
7. 霊的な(spiritual)側面
 7-1 霊的な(spiritual)という用語の定義
 7-2 霊的なニーズのアセスメント(評価判定)
7-3 霊的な面への援助と支援
8. 倫理的に考慮すべき事項
 8-1 痛みのコントロールの倫理
 8-2 延命治療の倫理
 8-2-1 痛みのコントロールの倫理
 8-2-2 均衡の原則
 8-2-3 同等の原則
 8-2-4 相対的原則
 8-3 安楽死
 8-4 限られた資源の公正な使用
 8-4-1 在宅ケア
 8-4-2 癌に対する医療資源の誤用
9. 教育と研修
 9-1 専門的医療従事者
 9-2 多職種同時教育(multiprofessional edcation)
9-3 多次元的教育(multidimensional edcation)
9-4 教材
 9-5 総合教育
 9-6 一般市民に対する教育
 9-7 患者および家族の教育
10. 国レベルでのパレアティブ・ケアの実施
 10-1 国の政策の必要条件
 10-2 癌患者に対するパレアティブ・ケアに関する国の政策
 10-3 監視、評価、指標
11. 勧告
 11-1 WHOに対する勧告
 11-2 加盟国に対する勧告
謝辞
文献
付録 WHO指定研究協力センターの名称と所在地