タイトル死を忘れた日本人
サブタイトルどこに「死に支え」を求めるか
著者中川恵一
出版社朝日出版社
ISBN9784255005263
出版年2010/05/31
サイズ単行本
価格1650 円
概要伝統も宗教も失って、無力に死に直面する日本人に救いはあるか。どこに「死に支え」を求めるか、がん専門医が、2万人の治療に関わって考えたこと。
目次序 章 「死に支え」がない国、日本
第1 章 私たちのカラダは星のかけら──宇宙の誕生と死
第2 章 絶対時間と私の時間──「永遠」と「一瞬の人生」
第3 章 進化の中で、「死」が生まれた──もともと、寿命などなかった
第4 章 大脳が宗教を生んだ──死を飼い慣らすために
第5 章 死のプロセス──多細胞生物の死
  間奏──私たちが死んだあとのこと
第6 章 死の決定をめぐって
第7 章 「がんによる死」の正体──がんの進化論
  間奏──人はどのようにがんで亡くなっていくか
第8 章 宗教なき時代の死の受容──何を怖がっているのか