タイトルいのちの砂時計
サブタイトル終末期医療はいま
著者共同通信社
出版社日本評論社
ISBN9784535585393
出版年2008/06/30
サイズ単行本
価格1760 円
概要「終末期医療をめぐる混迷と葛藤。愛する家族を看取ったり、最期のときを意識しながら生きる人々の思い。救急、小児、難病、格差、がん…。さまざまな現場を訪ね、医療従事者や患者、家族らが織りなす人間模様を追い続けた。生と死をめぐる現実を伝え、そのありようを読者と一緒に考えたかった」(「取材後記」より)。生と死のはざまで重く困難な選択を迫られる人々の悲しみと苦悩、そして希望を描き、圧倒的な反響を呼んだ新聞連載「さよならのプリズム」、待望の単行本化。
目次第1章 終末期医療の最前線―苦悩する医師たち
第2章 小さな命を抱きしめて―悩み抜き、輝きを模索する
第3章 過酷な難病ALSと向き合う―それぞれの選択
第4章 「人生の最終章」をどう描くか―識者に聞く
第5章 ドヤの街、山谷で旅立つ―ここが人生の終着駅
第6章 救える命、救えない命―様々な「格差」
第7章 がんで逝く、がんを生きる―残された時を家族とともに
第8章 人生の最後に結び合う絆―感謝と別れがひとつになるとき
終章 幸せな最期、それを支える医療―対談=鎌田寛・上野千鶴子