タイトル異状死
サブタイトル日本人の5人に1人は死んだら警察の世話になる
著者平野 久美子
出版社小学館
ISBN9784098254378
出版年2022/10/04
サイズ新書判
価格990 円
概要“イジョウ死”と聞けば、多くの人は「異常死=不審死」を連想するが、本書で取り上げるのは「異状死」だ。自宅など病院以外での死亡や、持病以外の死因の場合は基本的に「異状死」扱いとなり、警察の捜査や検視が必要になる。在宅看取りが推進され、孤立死が社会問題化していく中で、その数は確実に増えていく。親族や自身が「異状死」となった場合、どんなことが起きるのか。著者の体験を入り口に「ニッポンの奇妙な死因究明制度」の問題点を浮き彫りにする。
目次第1章 父が、母が、「イジョウ死」扱いに
第2章 異状死という日常
第3章 異状死の異常な金銭考察
第4章 異状死は減らせるか?
第5章 施設でも起きる異状死
第6章 死因究明になぜ淡泊なのか
第7章 世論の高まりこそ大切