タイトル不幸な国の幸福論
サブタイトル
著者加賀乙彦
出版社集英社
ISBN9784087205220
出版年2009/12/21
サイズ新書
価格792 円
概要経済は破綻し格差は拡大する一方、将来への希望を持つことが難しい日本にあって、「幸せ」は遠のくばかりと感じている人は多い。しかし、実は日本人は自ら不幸の種まきをし、幸福に背を向ける国民性を有しているのではないかー。精神科医、心理学者でもある作家が「幸せになれない日本人」の秘密を解き明かし、幸福になるための発想の転換法を伝授する。追い求めている間は決して手にいれることのできない「幸福」の真の意味を問う、不幸な時代に必読の書。
目次第1章 幸福を阻む考え方・生き方(「考えない」習性が生み出す不幸;他者を意識しすぎる不幸)
第2章 「不幸増幅装置」ニッポンをつくったもの(経済最優先で奪われた「安心」と「つながり」;流され続けた日本人)
第3章 幸福は「しなやか」な生に宿る(不幸を幸福に変える心の技術;幸せを追求する人生から、幸福を生み・担う生き方へ)
第4章 幸せに生きるための「老い」と「死」(人生八十五年時代の「豊かな老い」の過ごし方;死を思うことは、よく生きること)