タイトル日本の医療を問いなおす
サブタイトル医師からの提言
著者鈴木厚(医学)
出版社筑摩書房
ISBN9784480057754
出版年1998/10/31
サイズ新書
価格748 円
概要日本の医療は、厚生官僚がつくった政策によって支配され、大多数の病院は人手不足と赤字経営に悩まされている。「三時間待ちの三分医療」を余儀なくされる医師は、患者との信頼関係をなかなか確立することができない。日本の医療制度は、医療ビッグバンを目前にひかえ、大きな変革の渦中にある。だが、改革は本当に国民と医師とが望む方向に進んでいるのだろうか。公立病院に勤務する医師が、誤解されている日本の医療事情を鋭くとらえ、正しい理解を促すとともに、ゆがんだ医療行政を徹底批判する。
目次第1章 日本の医療費は高いのか
第2章 病院“冬の時代”
第3章 保険医療制度の問題点
第4章 医療における官僚絶対主義
第5章 医療をとりまく文化
第6章 医療を正しく理解するために