タイトル不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方
サブタイトル
著者中村恒子/奥田弘美
出版社すばる舎
ISBN9784799109915
出版年2021/08/26
サイズ単行本
価格1320 円
概要大丈夫、歳をとるほど自由が待っています。こだわりは捨て、「ボチボチ」で。人間関係もスッキリ清算。あれこれを手放して「今」を楽しむ33の知恵。
目次はじめに
第1章 老いを受け入れるほど人は幸せになれる
 いつまでも若くいられる時代だからこそ、老いるメリットを数えてみる。
 衰えるのは、人間として自然な営み。老いに抵抗し過ぎると、不幸になるだけ。
 主役から、脇役へ。新たな役割を受け入れるごとに、「素敵なお年寄り」になっていく。
 仕事も、子育ても、60代からは全く新しい景色が見える。
 気力・体力の右肩上がりも、悪くない。良くがなくなり、楽に生きられるようになる。
 コラム 不老不死にまつわる故事

第2章 人間関係はどんどん手放していく
 人間関係は人を動かそうとするから辛くなる。諦めからスタートすれば万事解決。
 仕事というものは、自分が期待しなければ、向こうからも期待してくることはない。
 大抵のことは「終わり良ければすべて良し」に落ち着く。それまでは拠り所で乗り切るべし。
 友達が多い方がいいというのは、交友関係は広くなるほど、悩みも増える。
 人とわいわいやれるのは、才能の1つ。向いていない人もいるから大丈夫。
 人間は孤独が本来の状態。一人時間が自分を豊かにする。
 たかが一人や二人に嫌われたところで、死ぬわけじゃなし。
 高齢者になると人間関係の疲れはなかなかとれない。人を選んで付き合うこと。
 印刷だけの年賀状は不毛なお付き合いの象徴。社交辞令の関係は徐々に精算していく。
第3章 「これまで」や「これから」で頭を満たさない。
 漠然とした不安の原因のひとつは、不必要に自分と他人とを比べていること。
 人は夜になるにつれ、不安になる生き物。あえて忙しくすることで、頭から追い出せる。
 明日の心配や昨日の後悔が止まらないときは、瞑想で心を「今ここ」に戻す。
 睡眠とバランスのとれた食事、それと夜のオフ時間が、心の栄養となる。
 自己嫌悪感に襲われたときは、「まあ、しゃあないな」と諦め、さつさと寝る。
 同じ顔の人がいないのと同じように、他人の人生と自分のそれは、違っていて当たり前。
 人生の正解は、終わらないとわからない。だから目の前のことをせっせとやるしかない。
 体が、お世話しないと動かないように心もお手入れしてあげないと働かない。
 コラム 心と体を健やかに整えるための睡眠と食の基本
 コラム 自分でできるマインドフルネス瞑想

第4章 「死」との向かい方はちゃんとある
 「5年後、死ぬとしたら何をしておきたい?」問いかけておくことで、今が充実していく。
 やりたいことを後回しにしなかった患者は、人生の終わりも穏やかな笑顔をたたえていた。
 趣味があれば老後が楽しいと思ったら大間違い。体が動かなくなったときも想定しておく。
 孤独上手になるのは、難しくない。生活の一つひとつと丁寧に向き合うだけ。
 コラム 恒子先生の健康の秘訣は「こだわらない」

第5章 終着駅に笑顔で降り立つために
 高齢者はいずれ向き合うときがくる延命治療。その実態をしっかり知っておく。
 ろうそくの火が消えるような最期を迎えるには、「リビングウイル」を早めに容易しておく。
 孤独死、けっこう。しょせん遺された人たちのもの。死んだあとのことには、こだわらない。
 「児孫のために美田を買わず」。子どもたにちに遺すべきはお金ではなく、知恵。
 92年間生きてきた恒子先生が、最後に伝えたい「人生のケジメ」。