
タイトル | 神 |
---|---|
サブタイトル | |
著者 | フェルディナント・フォン・シーラッハ【著】/酒寄 進一【訳】 |
出版社 | 東京創元社 |
ISBN | 9784488011288 |
出版年 | 2023/09/08 |
サイズ | 46判 |
価格 | 1870 円 |
概要 | 78歳の元建築家ゲルトナーは、医師に薬剤を用いた自死の幇助を求めている。彼は肉体的にも精神的にも健康な状態だ。ただ、愛する妻を亡くし、これ以上生きる意味はないと考えている。ドイツ倫理委員会主催の討論会が開催され、法学、医学、神学の各分野から参考人を招いて、彼の主張について議論することになった。「死にたい」という彼の意志を尊重し、致死薬を与えるべきか?ゲルトナーのホームドクターや顧問弁護士も意見を述べ、活発な議論が展開される。だが、最終的な結論をくだすのは―観客の「あなた」だ。本屋大賞「翻訳小説部門」第1位『犯罪』の著者が放つ、医師による自死の幇助の是非について観客が投票する緊迫の戯曲! |
目次 | 第1幕 第2幕 付録(実存的、宗教的および文化的観点から見た自死とその介助(ハルトムート・クレス) 自死の介助―倫理的論争の観点(ベッティーナ・シェーネ=ザイフェルト) 法における自死(ヘニング・ローゼナウ)) |