タイトル「死生学研究」2003年 秋号
サブタイトル
著者東京大学大学院人文社会系研究科
出版社東京大学大学院人文社会系研究科
ISBN
出版年2003/11/25
サイズ双書
価格
概要
目次島薗進
死生学試論(二) : 加藤咄堂と死生観の論述
末木文美士
自殺考 : 南条あやのために
津曲真一
チベット人の死生観 : 「死を欺く」儀式と三つの生命
高桑枝実子
死と挽歌 : 『万葉集』挽歌表現の考察
野村真依子
死者への期待 : モワサックの例

シンポジウム「死生学と応用倫理」報告
島薗進  「いのちの始まりと死生観」報告
島薗進・竹内整一   主旨
トニー・ホープ  生命の始まりと非同一性問題
ジュリアン・サヴァレスキュ  合理的道徳、新しい遺伝学そして人格
出口顯  生殖医療技術と現代家族
荻野美穂  先端生殖技術とフェミニズムのディレンマ
島薗進  個としてのいのち・交わりの中のいのち
八幡英幸  胎児は私たちにとってどのような存在か : 出生前診断の周辺
立岩真也  現れることの倫理
「いのちの始まりと死生観」個別討論ならびにコメント
「いのちの始まりと死生観」総合討議

ワークショップ「仏教における死生観」報告
ジャックリーヌ・ストーン  仏教の死生観
末木文美士  主旨「仏教における死生観」

シンポジウム「洋の東西の美術と思想にみられる死後の世界観」報告
サルヴァトーレ・セッティス  閉会の辞
浦一章  恐るべきシンメトリー : ダンテの読者、挿絵画家としてのブレイク
長島弘明  日本における「地獄」イメージの流布 : 『往生要集』の影響
小佐野重利  「洋の東西の美術と思想にみられる死後の世界観」からの寄稿

麻生享志
たばこの害と「QOLの倫理学」 : 医療経済学をとりまく四つの視点
杉木恒彦
インド後期密教における‘死兆’の歴史的展開 : 『チャトゥシュピータ・タントラ』から『ヴァジュラダーカ・タントラ』へ
鈴木健郎
気の世界内における死の克服の一類型としての「内丹」(「陽神」)
北沢裕
メメント・モリの物語の考察 : 西欧中世と現代の死の「受容」概念の検討