タイトル生きている原始宗教
サブタイトル
著者太田典礼
出版社人間の科学社
ISBN
出版年1978/3/1
サイズ
価格1400 円
概要日本は宗教の博物館といわれるほどさまざまな宗教があり原始宗教から無神論まで揃っている。しかし、その信者は信仰心はほとんどなく名ばかりなのも日本宗教の大きな特色といえよう。その中にあって最も日本的なのが前近代的な精霊信仰(アニミズム)であって、辺地や孤島には古いものが、たくさん生き残っている。原始的な神々やそれに仕える巫女はその著しいものである。しかも時代と文化の流れによって、次々に移り変わったあとが、まざまざと見られるのは、まことに興味深く、かつ大きな意義をもっている。しかし、これらも一日一日と消えていく運命にある。今の内に調べておかないと、わからなくなってしまうことが多い。
目次第一章 青ガ島の神々と巫女
 1 渡島
 2 今までの調査
 3 死のの概要
 4 神社
 5 民間信仰
 6 神に仕える人々
 7 祭り
 8 おがみ
 9 神々はどこにいるのか
 10 仏教・葬式・墓
 11 さびれる神々
 12 青ガ島のいろいろ
第二章 八丈島の巫女
 1 今までの記録
 2 私の調査
第三章 三宅島の信仰と巫女
 1 三宅島の祭り
 2 神に仕える人々
 3 祭り
 4 民間の神々
 5 おがみミコ
第四章 琉球の神々とノロ
第五章 東北地方のイタコ
第六章 ニソの杜
 参考文献