2025年2月11日(火・祝)八王子市公開講演会

2月11日(火・祝)、八王子市学園都市センター イベントホールにて、2人の演者による公開講演会が開催されました。杉浦敏之医師の演題は「リビング・ウイルと人生会議」、荘司輝昭医師の演題は「これからの日本の医療を考える ~ACPをふまえて縁起でもない話をしませんか~」で、156名の方がご参加くださいました。
アンケートから抜粋し、参加者の声をご紹介します。

【アンケート内容】

  • 本日は貴重なお話をありがとうございました。自分が、家族が後悔しない為にも、この話題がもっと一般的になるべきだと思いました。高齢の方だけでなく若い人も(何がいつ起こるかわからないので)当事者としての意識をもっと持つことができれば広い世代で話し合うことができるのでは、と思いました。(ちなみに、臓器提供カードのようにカジュアルに意思表示をすることができないでしょうか)一回だけでなく時期をかえて何度も話し合う事が大事なんだと思いました。(30代 非会員)
  • 本日は、貴重なお話をありがとうございました。杉浦先生、荘司先生のお話、ACP「人生会議」のお話は、身につまされました。母を介護して、その後他界しましたが、自宅で倒れた時に母は救急車を呼んでくれるなと、かすかな声で言いました。しかし、私は、苦しそうで、見てられなくて救急車を呼んでしまいました。その後、病院では、人口呼吸器の判断を、2~3分でしてくれと言われました。私は、この判断が今でもよかったのかと、後悔しております。本人の意思と関係なく、3週間、延命です。本人は、苦しかったと思います。これでよかったのか?と今でも考えて、本日のお話に、事前に話しておくことが、とても大切だと感じました!!(60代 会員)
  • これからどう最後を迎えるか、考え、話し合っていきたいと思います。(60代 会員)
  • 様々なきっかけとなりました。ありがとうございます。(60代 会員)
  • 「死」を話すことは健康的であるという言葉が、心に残りました。人工呼吸器を「つけない」と言っていた人が、ぎりぎりで「つける」と言った話も心に残りました。人間って、いつでも揺れるものですね。何度でも「訂正してよい」というのは、すくいですね。(60代 会員)
  • 大変よいお話が聞けました。自分の最後をどうしめくくれるのか参考になりました。(70代 会員)
  • 良い、ためになる講演会でした。自分の意志決定を家族に伝えようと思いました。又、現状の医療関係等の事を教えていただき良かったです。(70代 会員)
  • 30年間近くヘルパーをしてきましたので、何度も“死”とは直面し、研修も受け、身近でも看とりをして、“死”を考えることは、大切なことだと実感してきました。そして、“死”を考えることが、今を生きることにつながるとも理解できます。私の死は、これからですが、できるだけ自分の希望通りに迎えたいです。杉浦先生の最後の星の写真ステキでした。私もよく宇宙の中の自分を考えます。とても穏やかなゆったりした気持ちになります。ありがとうございます。荘司先生の現場主義、率直な講演、本当に良かった。(70代 会員)
  • 荘司先生のお話が具体的で、とても参考になりました。(70代 会員)
  • 人生の最期の医療体制について家族と話し合っている人が、1割程度しかいない事を知ったが、非常に少ないと感じた。ACPについて、今後も家族とのコミュニケーションを深めていきたいと思った。(70代 非会員)
  • 今日の講演は、とても楽しく聞かせて頂きました。特に、家族間で将来の希望を話すことが大事だと参考になりました。今後家族と話してみます。(70代 非会員)
  • ACPの内容も分かり良かったです。(70代 非会員)
  • とても楽しく考えさせられました。どう最後をむかえるか、しっかり考えたいです。
    ありがとうございました。(70代 非会員)
  • 講演のご案内ありがとうございます。なかなか聞く機会がなく思い切って聞いてよかったです。18年前、夫が亡くなりましたが、その前より、二人で尊厳死協会に入っており、その時の夫の主治医に宣誓書を見せましたところ、コピーしてカルテにつけてくださり、余計な延命をしないと言ってくださり、最後はあたたかく見送ってもらいました。私も家族と話し合ってみたいと思います。(70代 会員)
  • 患者さんの事例を通しての説明がわかりやすかった。(70代 会員)
  • ACPの話が大変参考になりました。(80代 会員)
  • とても良かった。ありがとうございました。(80代 会員)
  • なにを書いて良いか分からないくらい、大切なことを伺えました。ありがとうございました。今はなんとか元気でいますが、終末期がきた折には、荘司先生に診ていただきたいです。(80代 会員)
  • 「死」ぬことは、人間最後の一大事業なのだと改めて感じました。体力や能力が減退していく中で、どう行動し考えていくのか準備だけはしておいて、あとはなりゆきに任せるしかないという思いもします。ピンピンコロリが理想ですが・・・。(80代 会員)
  • ACP、深く考えるきっかけになりました。出席して良かったです。(80代 会員)
  • 50代の息子が三人います。今日の講演会に一人でも一緒に連れて来たほうが良かったかなと思っています。ありがとうございました。(80代 会員)
  • 今日の話を聞いて、もっともっと考えてACPをやりたい。(80代 会員)
  • 気持ちが変わったら恥ずかしいと思っていましたが、その時その時の正直な気持ちを毎年リビングウイルに記入したいと思いました。(80代 会員)
  • 杉浦先生のお話、荘司先生のお話、分かり易く身近な話題にするキッカケとなった。まず、妻、子供と、出来れば義妹まで度々話し合いを持つ努力が大切。今後も話し合いを少しでも多く持つように努めます。(90代 会員)