普及活動や講演会に活気(2/14)
2月14日(金)、松山市男女共同参画推進センター・コムズ主催の20周年記念の分科会で、尊厳死の普及活動を実施しました。
野元正弘支部長が「人生会議」について解説、LWの必要性を説きました。人生100年時代での自分の役割として、次の世代によいメッセージを送れるよう、健やかに穏やかに過ごし、逝くときに後悔しない生き方を話しました。次に、行政書士の小西光子さんが、後見人制度と課題、これからの終活を、会場と意見交換しながら事例をあげて話し、認知症だけでなく、さまざまな場面で活用できる制度であることを学びました。
回収したアンケート(48人中33人)では、尊厳死協会を「知っている・いない」は半々。4分の3が非会員ということなどを考えると、協会の認知度はまだまだ高くなる可能性があると感じました。自由記述では、「改めて人生会議を知ることができた」「成年後見人制度をよく知らなかった。もっと知りたい」などの回答がありました。
2月16日(日)には、「一般公開講演会」を高知市で開催しました。第1部では、北村龍彦・高知代表(近森病院理事)が「人生会議とは…話し合うことから始めましょう」をテーマに、人生を生き抜くこと、人生会議の必要性について、人生の終末期のタイプなどについて説明を行いました。
第2部では、小松倫子・支部高知役員が「事例を通して一緒に考えてみましょう、尊厳を持って生きるために」のテーマで、実際に経験した事例を通して、参加者のみなさんと一緒に考えました。配布した資料「今しておきたいこと、大切な心の準備」の「希望、思い」に関して考えてもらい、その希望を、かかわりのある方(家族や医師など)にきちんと伝えているかどうか、を記入し発表し、参加者と講師が質疑応答して理解を深めました。