タイトルぼくがいま、死について思うこと
サブタイトル
著者椎名 誠
出版社新潮社
ISBN9784103456216
出版年2013年4月
サイズB6判
価格
概要出版社内容情報
語ることのなかった数多くの離別。親友を失った日、家族との別れ、旅先で遭遇した死…。今年69歳。初めて自身の最期も思い描いた。

今まで突っ走ってきたけれど、ふと気づくと多くの人を亡くしていました。肉親の死。十代の頃に経験した親友の自死。ここ数年相次いだ友人たちとの離別。あやうく死にかけた体験の数々。世界の旅先で見聞きした葬儀や死。孫を持って気づいたこと。死に急ぐ若者たちへのメッセージ。そして、思い描いてみた自身の最期――。今年、69歳になる椎名誠が、はじめて死について考えた一冊。

内容説明
ぼくはあといくつこういう場に立ち合えるのだろうか。そしていつ自分がこういう場でみんなにおくられるのだろうか。それは、わからない。ぼくにも、そして誰にもわからない。
目次少しずつ消えていく
「さよなら」と言えない
母が冬の風になっていく
友人の鳥葬
わが子の亡骸を捨てに行く
砂漠で見た小舟の中のミイラ
アメリカ人が日本で死ぬと
死後は子宮に戻る
江戸時代の「人捨て場」
ぼくが経験したポルターガイスト
若い頃yり死の確率が減った
「じいじいも死ぬの?」