タイトル人間にとって成熟とは何か
サブタイトル
著者曽野 綾子
出版社幻冬舎
ISBN9784344983120
出版年2013/07
サイズ新書判
価格本体¥760 円
概要人はみな平等に年を取るが、しだいに人生がおもしろくなる人と、不平不満だけが募る人がいる。両者の違いはいったい何か。「憎む相手からも人は学べる」「諦めることも一つの成熟」「礼を言ってもらいたいくらいなら、何もしてやらない」「他人を理解することはできない」「人間の心は矛盾を持つ」「正しいことだけをして生きることはできない」等々、世知辛い世の中を自分らしく生き抜くコツを提言。まわりに振り回され、自分を見失いがちな人に贈る一冊
目次正しいことだけをして生きることはできない
「努力でも解決できないことがある」と知る
「もっと尊敬されたい」という思いが自分も他人も不幸にする
身内を大切にし続けることができるか
他愛のない会話に幸せはひそんでいる
「権利を使うのは当然」とは考えない
品がある人に共通すること
「問題だらけなのが人生」とわきまえる
「自分さえよければいい」という思いが未熟な大人を作る
辛くて頑張れない時は誰にでもある
沈黙と会話を使い分ける
「うまみのある大人」は敵を作らない
存在感をはっきりさせるために服を着る
自分を見失わずにいるためには
他人を理解することはできない
甘やかされて得することは何もない
人はどのように自分の人生を決めるのか
不純な人間の本質を理解する