タイトル「死生学・応用倫理研究」第20号/2015年
サブタイトル
著者東京大学大学院人文社会系研究科
出版社東京大学大学院人文社会系研究科
ISBN
出版年2015/3/15
サイズ双書
価格
概要
目次国際シンポジウム 「災害が遺したもの―語りつぐ記憶と備える文化」
池澤優「趣旨説明」
第1部 災害の記憶

保立道久「地震の神話と地震の記憶 ― 奈良・平安時代の地震にふれて」
グレゴリー ボサール「墓碑と祈念碑 ― 紀伊半島における社会・環境的災害と災害犠牲者の記憶を支えるもの」
島薗進〔コメント〕
「災害の記憶を伝える文化装置 ― 保立道久氏、グレゴリー ボサール氏へのコメント」
第2部 災害に備える文化
ニコラ エリソン「紛争、ハリケーン、市場化 ― トトナカ族が経験した社会的断絶という名の災害」
セシル ブリス「忘れられゆくものの記憶 ― 弾力的回復(レジリエンス)への抵抗の一形態」
石田葉月「低線量被ばく問題を考える ― ひとりの福島県民、そしてエネルギー経済学者として」
アンヌ ブッシイ 〔コメント〕
「フクシマの災害と災禍に対する社会の反応」
第25回日本生命倫理学会年次大会 「死生学と生命倫理」
大会概要
池澤優 〔大会長講演〕
「生命倫理と伝統文化中国における知情同意(インフォームド・コンセント)に関する論争を題材に」
特別対論企画 「低線量被爆と生命倫理」
趣旨説明
シンポジウムでの発表要旨
加藤尚武「臨床と予防 ― 放射線障害の認識論」
島薗進「科学・社会・倫理を関連づけて捉えること ― 加藤尚武氏 「臨床と予防 ― 放射線障害の認識論」に応答する
加藤尚武「伝聞証拠の使い方 ― 島薗進氏への応答」
論文
堀江宗正「霊といのち ― 現代日本仏教における霊魂観と生命主義」
小野久志「生に回帰する死 ― 『沙石集』にみるスピリチュアルケア論」