ご挨拶
公益財団法人 日本尊厳死協会
北海道支部長 宮本 礼子

ご挨拶

このたび北海道支部長に令和3年6月から就任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

私は医師として高齢者の医療に長年携わって参りました。その経験を生かして、当協会発展のために尽力したいと思います。

日本人の平均寿命は、世界トップクラスになりました。これは平和であること、国民皆保険制度の普及、医療の発展、乳幼児死亡率の減少、食生活の向上、衛生環境改善などのためです。しかし、一方で多くの高齢者が何もわからない寝たきりの状態で、経管栄養や中心静脈栄養で延命されています。人工呼吸器装着や血液透析で延命されている人もいます。その中には身体拘束をされている人もいます。高齢者の多くは、このような医療を望んでいないと思います。

誰もが安らかな死を望みます。その実現のためには、判断能力があるうちにリビング・ウイルを作成し、終末期医療への希望を表明しておくことが必要です。日本尊厳死協会北海道支部は、本人が望む最期を迎えられるように、リビング・ウイルの普及啓発に努めたいと思います。

「終わりよければ全てよし」という言葉があります。満足のいく最期を迎えたいものです。

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