ご挨拶
公益財団法人 日本尊厳死協会
北海道支部長 宮本 礼子

令和5年5月19日

ご挨拶

私は医師として長年高齢者医療に携わって参りました。この経験を生かし、高齢者が安らかな最期を迎えられるように、尽力したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

日本人の平均寿命は、世界トップクラスになりました。これは平和であること、国民皆保険制度の普及、医療の発展、乳幼児死亡率の減少、食生活の向上、衛生環境改善などによります。

しかし、医療が発展したことで、多くの高齢者が何もわからない寝たきりの状態で、人工栄養(経管栄養や中心静脈栄養)、人工呼吸器、血液透析で延命されるようになりました。さらに、管を抜くために身体を拘束されている高齢者もいます。国の調査では、大半の人はこのような医療を望みません。

誰もが安らかな最期を望みます。その実現のためには、判断能力があるうちにリビング・ウイルを作成し、どのような最期を迎えたいかを表明しておく必要があります。北海道支部はリビング・ウイルの普及に努めています。

「終わりよければ全てよし」という諺があるように、終わりは大切です。

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