2023年11月3日(金・祝) 品川区公開講演会

11月3日(金・祝)、品川区「きゅりあん」にて、2人の演者による公開講演会が開催されました。杉浦敏之医師の演題は「人生会議って何?」、鈴木央医師の演題は「少なくとも不幸ではない」で、102名の方がご参加くださいました。
アンケートから抜粋し、参加者の声をご紹介します。

【アンケート内容】

  • 尊厳死協会の存在を初めて知りました。本日の講演会をきっかけに、家族、かかりつけ医と話をしたいと思いました。とても有り難い講演会でした。ありがとうございました。(80代 非会員)
  • 仕事柄、お看取りなどに関わることがあり、もっと私達が伝えられることがあるのではないかと日々思っていました。最期を迎えられるもっと前から、早めにご本人とご家族に話し合ってもらえるように支援していけるようにしたい、することが大切だと講演を聞いて思いました。また、自分の決めたことを後から覆せる、発言を変更できるということは、当たり前なのですが、意外と一度言ったことに固執してしまう、とらわれてしまう方がいるので、変えることは何ら問題ないということも伝えていきたいと思いました。講演を聞き、色々考えるきっかけとなりました。ありがとうございます。(40代 非会員)
  • 初めて講演会に参加させていただきました。私自身30代で死について考える機会はまだ少ないと思いますが、まだ先のことだからとは思わず、自分のためにも周りの関わる者のためにも向き合うことの大事さを考えさせられました。まだ、両親も健在であるため、家族で話すきっかけを作ってみようと思います。(30代 非会員)
  • 自分のことに向き合いつつ、これからの日々を穏やかに、生かされたいと、つくづく思いました。12年前、自宅で主人を看取りました。(70代 会員)
  • 日頃は、町内のシニアクラブの役員をしておりまして、何かと忙しい生活をしているので、一番大事な自分のことを考えていませんでした。この度、このような機会に恵まれまして、真剣に向き合ってみたいと思います。(80代 会員)
  • 介護施設が多くなっているが、在宅医療の重要性を感じている。身近な開業医を大切にして尊厳死協会に入っていることを知ってもらい治療してもらう。(80代 会員)
  • 地域フォーラムに参加して尊厳死について考えるようになり、また、友達が突然死をしたため、死についてさらに考えるようになりました。とてもためになりました。ありがとうございました。(50代 会員)
  • 貴重な講演をありがとうございました。特に、鈴木先生のお話は、自分の既存の知識をさらに深めたり整理したりする良い機会になりました。自身の今の仕事や今後の活動に活かしていきたいです。(30代 会員)
  • どう生きるかという意味を少しは理解できました。リビング・ウィルの記録を書いたから終わりではなく、途中であり、いつでも変更できるということを学びました。初めてこのような講演会に参加しましたが、また、機会がありましたら参加したいです。(70代 会員)
  • 大変有意義なお話ばかりで、いろいろ知ることができました。(70代 会員)
  • 夫を8年前に、自宅で、家族だけで看取り、最近では、死は他人事ではなく、自身のこととして日々考えるようになりました。心の持ちよう、他人とのかかわり方など思うようになりました。人生会議とは、「どう生きるのか」と解釈してよいのでは、とのことにうなずけました。夫は、本人も家族も納得のいく穏やかな最期でしたので、私も、と思うものの、これから家族とも折につけ、私の最期の時ことを話題にするつもりです。最期まで尊厳をもって生きたいものです。(80代 会員)
  • 入会して10年くらいになります。あらためて、医師の立場からのお話をうかがい、もう一度、考える機会になったかと思います。鈴木先生のスピリチュアルに関する内容も興味深いものでした。(70代 会員)
  • 大変有意義な素晴らしい時間をありがとうございました。(70代 会員)
  • 普段から心がけている“人生会議”。講演を聴かせていただき、より一層やっていてよかったと感じました。(70代 会員)
  • 私は、36歳の息子と暮らしております。日頃から最期の時をどう過ごしたらよいかと話しあっています。でも、もっと深く話し合いが必要だと痛感しました。ホスピスで最期を迎えたいと思っておりましたが在宅も考えたい。(70代 会員)
  • 人生会議という言葉は、初めて聞きましたが、協会に入会してからは、子供達と話し合い自分の希望をきちんと伝えてきました。自分のためにも、子供達のためにも大切なことだと考えます。杉浦先生のお話をうかがって、伝えることの大切さ、話し合うことの大切さを改めて感じました。鈴木先生の言葉の中で、「最後まで生ききる」という言葉が印象に残りました。先生の優しさが伝わるお話で、ぜひかかりつけの医師になっていただきたいと思いました。今日は参加させていただいて、本当に良かったと思います。ありがとうございました。(70代 会員)
  • 先生方の優しいお人柄が講演中に伝わってきて、とても良かったです。(60代 会員)
  • 今日は、来られてとても良いお話で安心いたしました。私の質問に説明していただきまして、ありがとうございました。(70代 会員)
  • これからの自分の終活に前向きになれました。貴重な時間をいただき感謝いたします。(70代 会員)
  • とてもありがたいお話です。感謝です。「死」を語り合えるのは「健康」とのお言葉に納得です。「できることをできるだけ」、心に留め置きます。「治す医療」「支える医療」二つの医療があるのですね。(70代 会員)