2024年11月10日(日) 宇都宮市公開講演会
11月10日(日)、宇都宮市文化会館にて、栃木県立がんセンター緩和ケア科・ペインクリニック 粕田晴之医師、杉浦医院理事長 杉浦敏之医師 (関東甲信越支部長)の二人の医師による公開講演会が開催されました。
演題は「緩和ケアとは?終末期医療のことではありません」 「人生会議(ACP)って何?」でした。
アンケートから参加者の声をご紹介します。
【アンケート内容】
- ACPの概念や事例が具体的に分かってよかったです。特にALSの患者さんがご自身の意思を変更されたエピソードは印象的でした。緩和ケア病棟の様子やイメージが分かってよかったです。(30代 非会員)
- 「最後についてどうしたいか」の話題については、なかなか自然に話ができませんでしたが、これからは日常、もっと気軽に話ができそうです。(高齢者介護施設で働いています)
ありがとうございました。(50代 会員) - 母の死をきっかけに20年前に入会しました。20年間、母の死が悲しくて、どうしてこんなに悲しみがつづくのか考えていました。今日、先生方のお話を聞いて少しわかった気がします。母を自然に死なせてあげられなかったことが後悔なのでした。(60代 会員)
- 大変参考になりました。(60代 会員)
- 苦しみの中でも希望や目標を持つことは大切なのだとわかりました。がんがこわい病気という思いは変わらないが、罹患したとしても様々なサポートがあることを知り、少し安心しました。呼吸が苦しいのと痛みが決定的に違うことが質疑応答での先生の話でよく分かりました。(60代 会員)
- 7年前に会員になりました。その時、家族と「人生会議」も行って、死んだあとのことも決まっています。杉浦Dr.のお話を聞いて、改めて納得です。緩和ケア、平均入院日数20日は驚いた。できるだけ家にいたいということなのだろう!(60代 会員)
- 初めてACPについてお聞きしました。まずは自分の気持ちを整理して人生について考えをまとめてみようと思います。(60代 非会員)
- 大変今後の人生の指針を頂いた気がします。少しでも多くの人に知って頂くことが大切だと思います。機会があれば、知り合いにも伝えていければと考えました。(60代 非会員)
- 杉浦先生の「人生会議」大変参考になりました。妻の終末期について考えを聞いていますが、自分の事については考えが曖昧です。どうするのか考えていきたい。(70代 非会員)
- 大変参考になりました。人生会議を努力していきます。(70代 非会員)
- 主人は2年前、済生会病院に入院していました。緩和ヘアに移る手続きをしましたが、その前に亡くなりました。移っていたら粕田先生にお世話になったかもしれません。今日は勉強になりました。ありがとうございました。(70代 非会員)
- 初めての参加です。尊厳死とは、知っておくことも必要と思い参加しました。まだ自分事と思えずにいますが、これから勉強したいと思います。(70代 非会員)
- とても参考になりました。ありがとうございました。(70代 非会員)
- 杉浦先生のお話はわかりやすくて、とても良かったです。粕田先生のお話は、緩和ケア、その後のこと、いろいろわかりました。参考にしたいと思います。両先生、ありがとうございました。(80代 会員)
- 本日は、貴重なお話をありがとうございました。家族に癌の患者がおりまして、その将来への対応の参考にさせていただきたくて、この会に参加しました。患者当人が、死というものに不吉で触れたくないという思いが強いようなので、私も敢えて正面から話そうとは思っておりません。しかし、いつかはそうした時が来ると思いますので、本日のお話をきっかけとして生かせればと思っています。ありがとうございました。(80代 非会員)