2025年3月9日(日)甲府市公開講演会
3月9日(日)、YCC県民文化ホール 会議室にて、2人の演者による公開講演会が開催されました。杉浦敏之医師の演題は「リビング・ウイルと人生会議」、内藤いづみ医師の演題は「命の輝きを支える、ということ」で、85名の方がご参加くださいました。アンケートから抜粋し、参加者の声をご紹介します。
【アンケート内容】
- 命、希望を支える努力が大切だということを強く思いました。(40代 非会員)
- 私は、特養で生活相談員をしています。入居されている方は、入居時から重い認知症を患っている方がほとんどで、入居者本人と「死」について話をすることはできず、ご家族の意向で延命するしかないが、決定されることがほとんどです。本人の思いとは違うと感じるケースもあります。ご家族の中には、「自分の親はずっと生きている」と思っている人もいます。今日学んだ「人間は、いつか必ず死ぬ」ということを伝えられるように、人生会議を開いてもらえるように話をしていきたいと思います。(40代 非会員)
- 大変学び考えさせられる講演でした。ありがとうございます。(40代 非会員)
- 思った以上に多くを学ぶことができました。また、私自身を大切にできるよう、尊厳死を考えて行動していけるようになりたいと強く感じました。ありがとうございました。(50代 非会員)
- 初めてお話を聞きました。貴重な時間を過ごせました。ありがとうございました。(50代 非会員)
- 生と死は、表裏一体で、常に正面から受け止め見つめると「生きる」が見えてくることに気付かされました。ALSは、生と死がギリギリまで選択できる病で、その中を揺れ動く心は生かれされることへの感謝と死への恐怖の中に生き、呼吸器の選択をします。どうなっても、命のあり方を本人が選べる、考える幸福が大勢の方に伝わってほしいと思います。
「未来への希望の切符」最期の一息まで、持ち続けたいと思います。今日は、死でなく、生の学びができました。ありがとうございます。(50代 非会員) - ACP人生会議という言葉を初めて聞きました。自分の命の最後について、真剣に考えるきっかけになりました。家族と話をしようと思います。少しずつ、話す機会を増やして考えてみます。(50代 非会員)
- 施設職員です。本人の意志の大切さを考えさせられました。(50代 非会員)
- ケアマネをしていますが命の勉強は心に響きました。ありがとうございました。(50代 非会員)
- 自分も両親も、これから進む道をしっかりと話をして、文面に残すことは大切な事だと思いました。(50代 非会員)
- 特養で入居者様の看護をしている看護師です。施設で看とりの場面に対応する事があります。自分自身のこれからの死についても、みつめる事ができ、とても参考になり、ありがとうございました。(60代 非会員)
- 死ぬまでの5つの課題をみて、心を動かされました。その前の葬儀の写真、その方の人生の話で、もう涙があふれてきました。よい講演会に縁をいただき感謝しています。(60代 非会員)
- さっそく、人生会議をしたいと思いました。普段から話していますが、もっと掘り下げて話し合いたいです。(70代 非会員)
- ありがとうございました。友だちや離れて住む娘家族はいますが、「一日一日を生きる」、自分は一人を生きるのです。今日のお話は、心の支え、芯になります。(70代 非会員)
- 杉浦先生のお話、とてもわかりやすく、リビング・ウイルを理解できました。内藤先生のお話は、今後の時間について、とても前向きに楽しく過ごすことの大切さを感じました。一日を前向きに過ごしたいと思います。このような講演会に参加できたこと、ありがとうございました。(70代 会員)
- 83歳になりはじめて、尊厳死について考えるきっかけを与えてくださり、ありがとうございました。俺は「死なんか、まだまだ」とおごっていた自分を反省しています。「美しく生き、美しく旅立つ」人生を歩みたいです。残り少なくなった一日一日を・・・。お二人の先生のお話を拝聴し、感激・感動しました。また、このような機会があったら、参加したいと思いました。ありがとうございました。(80代 非会員)
- 難聴ですが、スクリーンの説明文字が、よく理解できて本当に助かりました。ありがとうございました。死ぬまでの5つの課題、肝に銘じ、実行したく存じます。参加させていただき、心より感謝いたします!!お世話さまでした。(90代 会員)