2025年7月6日(日)相模原市公開講演会

7月6日(日)、相模原市立市民・大学交流センター ユニコムプラザさがみはら、セミナールーム2にて、2人の演者による公開講演会が開催されました。杉浦敏之医師の演題は「リビング・ウイルと人生会議」、引野雅子医師の演題は「最期まで自分らしく過ごすために ~在宅ケアとは~」で、85名の方がご参加くださいました。
アンケートから抜粋し、参加者の声をご紹介します。

【アンケート内容】

  • とてもわかりやすい講演会でした。身近な地域で話が聞けてよかったです。ACPと在宅ケアの両方が聞けて良かったです。在宅ケアが地域でも広まるといいです。充分医師は、充足しているのでしょうか。杉浦先生の星の写真すばらしかったです。(40代 非会員)
  • 今日はありがとうございました。大変勉強になりました。私の家族(父、母、弟)は、死を前にした時、どうしてほしいのかを話し合いをしていないまま、今年の3月に父を亡くしました。父を亡くして、どうしてほしかったのかを考えることが多く、私自身が、今、現在どうしてほしいのかを周りの人に伝えていないので、今後、少しずつ選択(希望)を伝えていきたいと思いました。(40代 非会員)
  • 協会会員として入会させていただいていますが、「他者にその思いをきちんと伝えておく」ことの大切さを改めて認識した次第です。30年前に46歳でガンにて他界した夫のときは、まだ告知が一般的ではなかったため、本人の希望(やっておきたいことなど)を確認することができなかった。本当に残念なことでした。(60代 会員)
  • 初めての参加でした。会場も満員で皆様の切実な気持ちを感じました。ACPについてはすでに私は、緊急時の対応表が玄関にあり、ここに記してあります。また、外で突然、倒れていることもあるので、必ず、持っているスマホと財布に会員である旨と、QRコードから私の意が読めるように情報を付けてあります。でも、病院では、本当にその意に沿ってくれるのかが心配です。介護をしてくれる人も家族もいません。願わくば、病気や老いが進んでも在宅で終末期を静かに迎えたいですが、希望がかなうでしょうか?その時になってみなければわかりませんね。在宅ケアが多方面で、皆が幸せになれるような形に変わっていくことを願っています。お二人ともお話が上手で良かった。(60代 会員)
  • 終身会員に登録したタイミングで、家族と「延命治療をしない」意志を話し合いました。この話し合いから5年が経過しており、本講演の話題を切実に再確認しようと思います。ありがとうございました。(60代 会員)
  • ACPの必要性がよくわかりました。現場のお話が聞けて良かったです。ありがとうございました。(60代 会員)
  • おふたりの先生から大変感慨深いお話を拝聴できました。これを機に更に自分の死に方、生き方を見直してみたいと思います。ありがとうございました。(60代 会員)
  • 多くの方々が興味を持っていらしてびっくりしました。引野先生の今どきの在宅ケアの話が聞けてよかったです。杉浦先生のお話もすばらしかったのですが、写真もとても美しかった。心の準備を考えさせられました。入口での案内、ありがとうございました。(60代 非会員)
  • 人生会議は、とても大切だと思いますが、高齢者、特に戦争時代を過ごしてきた高齢者には、「死=縁起でもない」という気持ちが強いです。義母が90歳ですが、話し合いをしようとしても「私を殺す気?」と言って、なかなか話し合いができず困っています。まずは、杉浦先生の本を読んでもらって、少しでも人生会議をしてみたいと思います。(60代 非会員)
  • とても勉強になり、ありがとうございました。さっそく、行動に移そうと思っています。(70代 会員)
  • 二度目の講演会です。出席の都度、不安が安心に変わります。ありがとうございます。 (70代 会員)
  • リビング・ウイルや人生会議・在宅ケアについて知識の整理ができました。(70代 会員)
  • とてもわかりやすく話していただき、ありがとうございました。再度、子供と確認したいと思います。(70代 会員)
  • 今日はありがとうございました。杉浦先生のお話で、「人生会議」の必要性を強く感じました。夫にも理解してもらいたい!!引野先生の「今どきの在宅ケア」の内容で、小児から高齢者まで支えてくれるという役割を知ることができました。(70代 会員)
  • 本日は、参加させていただき、ありがとうございました。多忙な日々を過ごすなか、このような貴重な機会をいただき、改めて我が身のこれからのこと、人生会議のこと等に向き合います。感謝いたします。(70代 会員)
  • 知人に誘われて、知識がないまま受講しましたが、とても有意義でした。今まで、漠然と「過剰な医療は受けたくない」と考えていましたが、家族と共にいろいろ話し合わなければと感じました。在宅ケアの状況も理解できました。(70代 非会員)
  • 杉浦先生のお話は、八王子の時に学び、「死ねない老人」も買いました。引野先生のお話で、「ガン」の最後が急にきて、医師も判断できないと伺い、主人の死の最後があまりにも急だったこと、「なぜ」と思いましたが、今日のお話で、納得しました。ありがとうございました。私もお一人様の老後を送っております。(80代 会員)
  • 杉浦先生の明快なご説明で、自分の曖昧な認識が深化する思いを新たにしました。引野先生のお話で、現在の在宅ケアの現状を理解することができました。通院と訪問の併用もあるのは、小さな驚きでした。(80代 会員)
  • 尊厳死協会に入会する際にリビング・ウイルを書いたが、杉浦医師のお話では、家族会議や医療従事者を含めて書くのが良いとのこと、新しい知見でした。在宅ケアの講演は、最近の事情がわかって、大変勉強になりました。印象に残った言葉は、選択はやり直しができる。(80代 会員)
  • 先延ばしにしてきた身辺整理(リビング・ウイルを含めて)、元気なうちに進めるべきとの実感を持ちました。(80代 会員)
  • 初めてこのようなお話を伺い、大変勉強になり、考えさせられました。大変ありがとうございました。(80代 非会員)
  • 杉浦先生、とてもわかりやすい講演をありがとうございました。「リビング・ウイル」と「ACP」の概念がよく分かりました。感謝です。引野先生には、実例を多々、示していただきながら、お話をいただく機会に恵まれまして、自分の介護の参考になりました。(80代 非会員)