2022年7月8日(金)東京大学出前講座
2022年7月8日(金)東京大学の学生に出前講座を実施。
次のような感想が寄せられました。
- 純粋な漠然とした興味で、今回こちらの講義に参加しようと思ったのですが、決して他人事と捉えるべき問題ではないということを改めて理解しました。
- 安楽死と尊厳死の違いを基礎的なところから丁寧に教えていただき、ありがとうございました。あの後、忘れないうちに、自宅でACPをしてみました。死について、また生き方について考える非常に貴重な機会となりましたので、よろしければ今後も講義していただけると幸いです。
- 「尊厳死」というものに関心があり、この度参加させていただきました。これから、我々が真剣に考えていかねばならないことだと思い、「死生観」などといった哲学や社会学も交えて学び続けていく所存です。
- すべての人が考えるべき問題だということを実感した。ACPについても初めて知ったし、「どうにかなる」と人生会議を先延ばしにするのが日本で頻繁に見られる状況であるということも、あまり意識したことがなかった。時すでに遅くなる前に、「死」と率直に向き合い、家族の意向を表明し合うことの大切さを実感した。「死について考えるということは、より良く生きるということ」今回は貴重なお時間をありがとうございました。
- 杉浦先生のご講義は、安楽死・尊厳死だけについてだけではなく死全般について改めて考えるきっかけとなりました。ご講義のなかで杉浦先生がおっしゃっていた「人は死に直面すると気持ちは揺れ動く」という言葉は特に印象に残りました。
- 普段「死」について考える機会がなかったので、とても貴重な機会となりました。ありがとうございます。
- 患者さんが危篤な状態に陥ったとき、家族がその人の生死に関する判断を行うのはとても心理的に負担が大きいと考えています。いくら家族が親密でも、その人に関する判断を勝手に行うことは、どの結論を選んでも良心の呵責を感じさせてしまうでしょう。悲しむであろう家族のためにも、人生会議をすることは重要だと感じました。
- 貴重なご講義をありがとうございました。具体的なケースを織り交ぜつつ、大変わかりやすくご教授くださり非常に有意義な時間となりました。「死」について危機感が顕在化しない限りは身近な人と話す機会を設けることが難しいこと、一方で死が間近であればあるほど後悔のない判断に至るために十分な話し合いができない難しさもあることを再認識し、ご講義を機にまず自分の周りで死と向き合うことに取り組んでみようと思いました。
- ACPについて表面的な理解に留まらず、私自身の行動を促す契機ともなる素晴らしいご講義をありがとうございました。