2023年2月19日(日)高崎市公開講演会

2月19日(日)、高崎市にて、萬田緑平医師による「最期まで目一杯生きる」が開催されました。
アンケートから抜粋し、参加者の声をご紹介します。

  • 死というのは、「急に来る」のではなく、長生きしてきた結果、「だんだんと来るものだ」ということを深く考えることができました。また、「ありがとう」は魔法のような言葉で、自分も幸せになる「幸せの連鎖」が生まれるとわかりました。これからは、死の直前になってから「ありがとう」を言うのではなく、人を幸せにするためにも前々から「ありがとう」を言おうと思います。ありがとうございました。
  • 今までイメージしていた最期の姿と異なり、本人も家族もなんとも穏やかで、清々しい顔でお別れをしていて驚きました。最後まで自分らしく生きるとは、こういうことかと様々な方の最期の生きざまから感じさせていただきました。正直、自分自身の死は、まだ想像がつきませんが、親や夫、子供に「ありがとう」を今からたくさん伝えて、いい人生を送れるように、いい毎日を積み重ねていきたいと思います。
  • 萬田先生の本を読み、定期的に講演会があることを知りました。先生の生の声をお聞きしたいと本日来ました。私も実家の父が余年1年と言われ、苦しくなく楽に生きて欲しいと思って、どんなことができるのか考えているところです。週に1回は会っていますが、今度会ったら、「今日も元気でいてくれてありがとうね。」と伝えたいと思います。お話ありがとうございました。
  • 本当に温かな時間でした。ありがとうございました。夫と死別して1年が過ぎました。治療しながら4年、ゴルフ、旅行、お酒、自分の好きなことを最後までやり通せて、亡くなる2日前に訪問診療に移り自宅で亡くなりました。病気がわかるまで、仲の良い夫婦じゃなかったけれど、4年間はお互いに、ありがとう、大好き、愛している、を100万回以上言ったかな。本当に心から通じあった時でした。今日は先生に、えらかったね、ってほめられた気がしました。
  • 先生の講演は5回目です。その時々で新たな気づきがあります。このような先生、尊厳死を支援する団体が身近にあることに感謝いたします。自分にできることは何か、ブラッシュアップしようと思いました。
  • 最期の日まで一生懸命生きようと思いました。あと、なるべく早く両親にありがとうと伝えたいです。ありがとうございました。
  • 母が亡くなる前に伺いたかったです。今日は娘と来ることができて良かったです。少しでも娘にも響きますように。ありがとうございました。
  • 素晴らしかったです。現在ケアマネ業務についていますが、自分のできることを改めて考えさせられました。
  • 自分が病気になったら、終わりはどのようにするのかを考えて拝聴したく参りました。しかし、その前に、家族との向き合い方を見直す必要があることに気が付きました。ありがとうございました。
  • 萬田先生、いつもすばらしいお話をありがとうございます。私も同じ医療従事者として常に毎日を見つめて生きていこうと思います。今後もよろしくお願い申し上げます。
  • 「ありがとう」を伝える、そして死に向かう人の意思を尊重することの大切さを貴重な動画と先生の講演から感じられました。ありがとうございました。
  • 96歳の父と二人暮らしです。大変ありがたいお話でした。毎日のお仕事、敬服いたします。益々のご活躍をお祈り申し上げます。
  • 「死ぬまで上手に生きる」ステキだと思います。
  • 3度の手術を経て余命宣告を受けた夫、本人の価値観を尊重して支援するという言葉が強く心に響きました。限りある時間を今まで以上に夫に寄り添い、感謝し、心穏やかに過ごしていこうと改めて思いました。本日はありがとうございました。
  • 身体が限界でも、心が満たされていたら、穏やかに幸せに過ごせることがわかりました。貴重なお話し、ありがとうございました。
  • 一度、先生の話を聞きたいとずっと思っていたら、知り合いから本日の講演会を知り、参加できて良かったです。今まで多くの家族を見送りましたが、後悔ばかりでした。本日、見せていただいた家族(笑顔いっぱい)が、うらやましく思いました。からだではなく心が幸せになることの大切さを教えてもらい、ありがとうございました。
  • 両親にありがとう、を言えなかったなと思い、主人、子供、周りの人にありがとう、を言えるようになりたい。
  • 最期まで笑って楽しく生きたいと思いました。先生ありがとう。
  • 協会の趣旨に賛同しておりますが、自分自身の心の持ち方に確信が持てない。このような講演が地方であると、とてもうれしいです。
  • 先生の語りは、とても、とても心にしみました。ひとりでも多くの人たちが聞いて、見て、知ってほしいと願います。ありがとうございました。
  • ありがとうございました。身近な所に、先生がいらっしゃることがわかって心強いです。両親、夫を亡くし、必ずしも満足ではない最期をみてきました。今度は自分の番。納得のいく最期でありたいと思いました。
  • 萬田先生の終末期医療に感動しました。終末期の患者、家族など周りの人の悲壮感がない。みんな満足して「ありがとう」と言って迎えている姿を見て、心から感動しました。もっともっとこういうケアが広がっていって欲しい!!今の医療は、コロナになって誰とも会えないで、死を迎えている人達が多いのを見ていると、本当にこれでいいのかと、深く考えさせられます。私も感謝の気持ちをいただいて、死を迎えられたらよいと思っています。
  • 感動的な講演でした。こんな率直な話が聞けるとは思いませんでした。死ぬまで上手に生きる、人の本質に触れた素敵な2時間でした。ありがとうございました。小生も、長くはない余生の中で、大きな道しるべとなりました。