ご挨拶

令和5年6月10日

この度、九州支部長を拝命いたしました日本尊厳死協会さが会長の満岡聰です。
会員歴は21年になります。支部理事でもない頃に地域で協会の宣伝をしていたら、当時の佐賀会長の太田善郎先生ご夫妻より依頼を受け、支部理事となり、2013年より佐賀会長となりました。
当時の九州支部は元九州がんセンター院長の太田光夫先生が支部長で、長崎は釘宮敏定元長崎大学心臓血管外科教授、鹿児島は納光弘元鹿児島大学病院長などそうそうたるメンバー構成で、一介の開業医である私は小さくなっておりました。釘宮先生の引退に伴い、後に九州支部長となった白鬚豊先生を勧誘できたことは誇りに思っています。2017年12月、本部より長尾副理事長らが来られ、10年後の協会の在り方を検討する話し合いが佐賀、長崎の理事たちと行いました。それを受けて、今後の協会の運営に反映するため、2018年より本部学術研修担当理事を拝命し、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)に対応したリビング・ウイルの改訂を提案し、3年にわたる激論の末、現在の新リビング・ウイルを作ることができたことは幸いでしたが、今後の普及啓発が課題です。
九州支部長として今後、社会と価値観の多様化に対して対話を行いながら対応していきたいと思っています。

日本尊厳死協会 九州支部
支部長 満岡 聰

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