くまもと会長・本庄からのご挨拶

くまもと会長 本庄 弘次

初めまして。本庄弘次と申します。
この度安藤正幸先生の後任として熊本県支部長の大任を引き継がせていただきました。
私の本業は内科の開業医ですが、先代の院長の方針もあって、50年前から在宅での看取りを行っております。
また、警察医としての仕事もやらせていただいており、多くの孤独死や自殺の方々の最期に立会わせていただきました。
そこには多くの課題があり、家族や本人にもっと支援の届く関わり方が出来ないか悩んでおりました。
そこで、安藤先生からこの仕事のお話を頂いたとき、是非関わらせていただきたいと思い、引き受けさせていただいた次第です。
当会では、先日支部長就任後初めて理事会を開催し、今後の活動を①会員の親睦 ②ACPの普及活動を二本の柱として、医師会や保険医協会、看護協会などの他団体との協力強化をはかり、まずは会の存在、目的を普及し広く市民やコメデイカルに知っていただくことからはじめ、会員にはアンケートを送って、会に対する希望や意見を聴取し、その結果をフォーラムに還元したいと思っています。
また、ACPを普及させるに当たっては、その基本に正しい医学的知識があることが前提ですがその教育をいつ誰がやるのか、事前指定書はどう有効に使うのか、普及の手前にやるべき問題も多いようです。
その為現在在宅診療を中心に活躍中のドクター方に理事になってもらい、意見を頂くこととなりました。それから、各職種によって尊厳死に関わるうえで求められる支援の内容が異なるとお思いますが、その役割分担が見える連携のあり方を検討していきたいと思っております。
いろいろとやりたいことがありますが、欲張らずゆっくりと進めていきたいと思っております。よろしくご指導ください。

九州支部・くまもと 役員
会長本庄 弘次医療法人弘生会 本庄内科病院院長
事務局長川添 涼鼓医療法人弘生会 本庄内科病院
理事清藤 千景医療法人清藤クリニック院長