皆様に寄り添う
医療相談
病気や加齢により心身に不調をきたし、日常生活ができなくなったとき、誰もが動揺し不安になります。最期まで健やかに生きていたい、との願いは本人はもとより、家族の皆さまの共通の思いです。
医療相談員は、皆さまが電話で安心して胸の内を話し、聞いてもらうことで、不安なことが整理されていくように寄り添い、健やかに暮らしていけるようお手伝いをしています。
電話やメールで相談に寄せられた事例からヒントを得ていただくように定期掲載しますのでご覧いただけると幸いです。
相談事例
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相談事例
治療法を決められない
【事例】 78歳の夫は、3週間前に突然の右側腹痛で救急搬送。圧迫骨折と診断され、モルヒネ投与で痛みは緩和され服薬を継続中。諸検査で肺がんのステージIVで圧迫骨折は… -
相談事例
望む医療を選択するために
患者が望む医療を選択するために 「病気になったら病院に行って治してもらう」 という医師任せの医療から、近ごろは「患者主体の医 療」へと変化してきています。それは… -
相談事例
抗がん剤治療を続けるべきか中止すべきか
【相談】 80歳代の男性です。膀胱がんステージ4で、現在、抗がん剤UFTを服用しています。副作用は全身倦怠感と食欲不振、下痢で、口内炎などはありません。薬効につい… -
相談事例
痛くて痛くて、死んだほうがまし!
痛みは、他人に理解されにくいものです。長引くと QOL(生活の質)を低下させるだけでなく、メンタ ルをも病み、生きる気力を失い、死を望むこともあ ります。今回の事例… -
相談事例
緩和ケアに対する関心の高さ!
リビング・ウイル(終末期医療における事前指示書)の 項目に『私の心や身体の苦痛を和らげるための緩和ケアは、医療用麻薬などの使用を含めて充分に行ってください。』と… -
相談事例
90歳代の方々からのリアルな声
「人生100年時代」と言われ、90歳を超える方々からの相談が多くなりました。高齢になると、心身の不調に逆らうことはできませんが、折り合いをつけながら、できるだけ自…
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どうすれば五月病から抜け出せるの?
5月の連休明けに、「なんとなく体調がすぐれない」、「会社(学校)へ行きたくない」というような症状を経験されたことはありませんか。五月病は誰にでも起こりうる症状… -
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もしかして五月病?
4月から新生活をスタートされた方々は慣れない環境により、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいませんか。 そもそも五月病という病名は存在せず、適応障害など… -
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お花見効果をご存じですか?
今年も桜の季節がやってきましたね。暖かい日にはお花見に出かけてみようかなと思われている方も多いのではないでしょうか。 花の美しさはもちろんですが、桜の花に引き… -
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麻疹ウイルス感染症に注意しましょう
なぜ今増えているの? 海外で麻疹ウイルス感染症が増加し、国際的な往来が活発になっているため日本での感染リスクが高まっています。 コロナ禍で小児ワクチン接種率… -
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三寒四温の時候ですが心身の不調はありませんか
昨日は暖かかったのに、今日は凍える寒さというような日が2月中旬から3月ごろにかけて続きますよね。日中と夜間の気温差が10℃近くになると変調をきたしやすく、おまけ… -
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花粉症について。
花粉症は花粉によって引き起こされるアレルギー疾患です。花粉という異物から身体を守ろうとする免疫反応です。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、眼のかゆみ、涙がでる症状が…