「50歳がきたら帯状疱疹ワクチンを打ちましょう」というフレーズもたびたび耳にするようになってきましたよね。
先日、ある医師と話す機会があり帯状疱疹ワクチンとして接種するなら、水痘ワクチンとシングリックスどちらがいいんでしょう?と改めて聞いてみたところ、シングリックスに決まってますよ!という事でした。
以前よりシングリックスの認知症予防効果についての話はありましたが、今年4月に学術誌「Nature」でも帯状疱疹ワクチンを接種した人は接種していない成人に比べ、認知症の発症率が20%低いことが伝えられています。
シングリックスは値段が高いということや副反応を心配され打つことを躊躇される場合や、水痘ワクチンにしようかなと考える方もいますが、効果も長く長期的にみると家計に優しいワクチンなんだと話されていました。
確かに、帯状疱疹と気づかず放置してしまうと将来の健康に影響を与えかねない帯状疱疹は、シングリックスを接種することで帯状疱疹になっても軽症であったり、さらには認知症リスクが減るならできるだけ接種した方がよいワクチンになりそうです。
50代から帯状疱疹の発症率は高くなります。60代~70代での接種は帯状疱疹予防効果、認知症リスク低減の両面から効果的という事になるので現在接種を悩まれている方は一先ずシングリックスと水痘ワクチンについてメリットだけでなくデメリットも含め医師とよく話し合い決めるようにしてはどうでしょう。