ペンも持てず、声も出せなくなった時に母を助けてくれたリビング・ウイル

遺族アンケート

87歳母/看取った人・娘/神奈川県/2024年回答

パーキンソン病が進行し、ペンを持つことも声を出すこともかなわなくなった時、会員証やリビング・ウイルが母を助けてくれました。家族にとっても迷うことなく、施設の担当者や嘱託医の先生とも情報共有が容易でした。父の時同様穏やかな最期を看取ることができました。

協会からのコメント

リビング・ウイルを元気な時に用意しておくというご本人の強い意思が、家族の迷いや抑うつのストレスを回避させてくれている「看取りのエピソード」です。

ご自身で意思表示ができなくなっても、リビング・ウイルの書面や会員証が証明する力になり、医療介護従事者もご家族も、共に納得できる意思決定支援につながっていることに着目してほしいと思います。

穏やかな最期を迎えられて、本当に良かったですね。ご冥福をお祈りいたします。