明るく病気を受け入れ、納得の看取りができました。
遺族アンケート
リビング・ウイルについては、日常的に家族で話し合っていました。膵臓癌(ステージⅡB)で2018年2月病院に入院、7月手術成功。その後元気で(心身共に)ゴルフ、旅行(国内・海外)、マージャン等々日常生活を楽しんでおりました。2019年2月の検査で肺に転移。抗癌剤を試すも思う様でなく、担当医と落着いて納得いくまで話し合い、積極的治療はせず、痛み等の対症療法のみにして、いよいよの時は、病院内にある緩和ケア病棟に入院させていただく事にしました。2020年2月までゴルフ、国内旅行(息切れ酷いのに)を楽しみ。2月末病院に入院。担当医にこのまま入院していて、緩和ケア病棟のベットが空いたら移りましょうと提案されましたがその時点で在宅ターミナルケアを希望しました。3月上旬~4月18日まで在宅ケアで訪問医、訪問看護師、ケアマネ、ヘルパーさん等々に助けられ、本人も私も納得の看取りが出来ました。本人が終始明るく病気を受け入れ死に臨むことが出来たのも、日頃からリビング・ウイルについて考えを話し合っていたからだと思います。日本尊厳死協会の皆々様には心から感謝申し上げます。ありがとうございました。乱文乱筆にて失礼いたします。
協会からのコメント
日頃からリビング・ウイルについてご夫妻ともどもご家族で話し合われていたからこその、すい臓がんという難病への向き合い方、ご主人の「終始明るく病気を受け入れ死に臨む」生き方に、感銘を受けました。経過の詳細を投稿していただきほんとうにありがとうございます。きっと、多くの方の参考にしていただけると思います。