受け継いでいく母の意思

遺族アンケート

89歳母/看取った人・娘/神奈川県/2024年回答

母が病院に救急搬送された際、ER担当のお医者さんに、もしもの場合蘇生するかを確認され、母は尊厳死協会会員であることを告げました。年令も高齢であったこともあり、すぐに理解していただけました。

転院先でも苦しくない手立てを講じていただき、母は眠ったまま亡くなりました。私も会員ですので、家族には改めてきちんと伝えるつもりです。私のこれからにとっても良い選択であると思っています。

協会からのコメント

親子で入会されておられたこと、救急の現場で親御さんの思いを医療者に伝えられ、その思いを全うされた「看取りのエピソード」です。

今回ご自身が経験してみて、「良かった。自分もそうでありたい」という希望をそのままご家族に伝えて、ご自身のリビング・ウイルが全うされていく、まさに世代間伝承の素晴らしい家庭保健教育モデルです。「看取り、看取られる体験は必ず次世代に影響を与える」というのが、長年終末期医療に携わってきた看護師たちの実感です。

「良い選択であると思っています」という言葉を力強く感じました。ご自愛ください。