医師に「尊厳死は認められない」と……

遺族アンケート

98歳母/看取った人・息子/愛知県

医師の任務は患者の生命を救うことなので、胃ろうなど認められることは一部あるが、尊厳死は認められない……という理論でした。
死亡通知後は迅速な対応をしていただきました。

協会からのコメント

「尊厳死は認められない」という医師の尊厳死への認識がどのようなものであったのかは不明です。いずれにしてもリビング・ウイル受容協力医師ではなかったことだけは確かですね。このような時、患者・家族はどう対処したら良いのでしょう。

98歳女性の病状と治療内容がわからない上に、医師の言う「胃ろう」と「尊厳死」の関係が良くわかりませんが、

  1. 治療拒否という形で病院を変える 
  2. 尊厳死協会が掲示しているリビング・ウイル受容協力医師の中から往診してくれる医師を探す 
  3. 治療の初めからリビング・ウイルを提示して本人の希望を伝え、医師の考え方を聞いておくなど、さまざまな対処策がうかびますが後の祭りです。

とても大事で切実な課題の提供をしていただき、ありがとうございました。
この投稿を機会に「小さな灯台」として情報整理に取り組んでみたいと思います。
後日「小さな灯台」内の【情報BOX】でご紹介させていただきます。掲載した時点でウエブサイトにてお知らせ致します。