最期まで変わらなかった本人の意思
遺族アンケート
82歳夫/看取った人・妻/東京都/2022年回答
入院した時、担当の先生が本人に人工呼吸器について直接尋ね、また、本人の意志を確認して、自宅へお電話いただきました。そして入会していることを伝へ、先生も了解してくださいました。家族として判断に迷いがなかったかといえば、なかったとは言いきれませんが、最後まで本人の気持ちが変わらなかったので、私も心穏やかに送ってあげることができ、良かったと思っております。
協会からのコメント
人工呼吸器をつけますか? と聞かれたら、誰もが返答に困り迷うのは当然だと思います。「最後まで変わらないご本人の意思」と「本人の意思」を守りぬかれた奥様。お互いの深い理解と尊重、そして、ご本人の意思と行動(協会に入会している)が、いわば三位一体となった、さすがの「看取りのエピソード」です。ご冥福を心よりお祈りいたします。