希望を100%受け入れました。医師の理解が支えに。

遺族アンケート

医師は、在宅での看取りを推奨していたので受け入れていただけました。
子供としては、まだ自身の事は考えていないけど親本人の希望を100%受け入れていました。入院させず、自宅での看取り、協力してくれた医者・看護師・ヘルパーにも感謝、何一つ後悔はないと思います。しかし、もし、痛い!苦しい!等の訴えがあれば無理に入院させたかもしれませんが、幸いにも吐き気だけだったので冷静に受け入れられたのかもしれません。通院していた時からいつも会員証と宣言書を大切にファイルに入れ持ち歩いており、担当していた医師には伝えていたようです
私には会員であることの意味、どのような利点があるのか、今ひとつわからない部分もあり、若い医師には伝わらない事もあったかと思うのですが、最後の主治医が十分な理解を示してくれていたので良かったと思います。

協会からのコメント

主治医がリビング・ウイルに十分な理解を示し、在宅での看取りを推奨している医師が担当していたことで、ご本人のリビング・ウイルの希望通りの看取りができて良かったですね。
子どもの立場ではまだ、リビング・ウイルも会員であることの意味もわからないという事態は普通に良くあることだろうと思います。が、主治医の方針を良く理解している医師・看護師・ヘルパー(恐らく訪問薬剤師、ケアマネの存在も)という在宅ケアチームの実際を体験して納得されたこと、ほんとうに良かったですね。もしも、苦痛があっても上手に対応していただけたことと思います。リビング・ウイル受容医師との巡り合い、在宅ケアチームの働きの実際を理解していただくために、きっと多くの人々のお役に立つことでしょう。貴重な経験を投稿していただきありがとうございます。