リビング・ウイルカードを首からぶらさげていました。

遺族アンケート

自宅にて吐血後、病院へ行く際、首からカードをかけていた。本人にとってとても重要な意味を持っていた。母は緊急時も又その後、今後の治療を決める際も意識がはっきりしていたため、本人から心臓マッサージは必要ないこと、胃ろうはやらない事などを伝えることが出来た。忙しいなか、担当医の先生は1時間近く時間をさき、親身にいろいろ説明をして頂いた。しかし患者本人の口から、してほしいこと、してほしくないことなどを伝えられるとは限らないため、この「リビング・ウイル」がもっと普及しQRコードのように、カードからぱっと(すぐに)情報が見られて、医療現場で本人の希望通りに治療が出来る事が当たり前のようになる事が、近い将来現実になることを望みます。
いろいろお世話になり、ありがとうございました。

協会からのコメント

携帯に便利な、いつでもどこでもすぐに役立つリビング・ウイルカードにするご提案をありがとうございます。
お母様は、吐血という緊急事態にもかかわらず、しっかりカードを首から下げていかれたというのは、常にご自分の最期を覚悟しておられたことの現れだったと思います。立派ですね。リビング・ウイルカードのQRコード化も、マイナンバーカードに、リビング・ウイルの意思表示が入るようになっていくと良いなどのご提案。おっしゃる通りです。協会も新規取り組み、普及発展に務めて参ります。引き続き応援をよろしくお願いします。ほんとうに、私たちの希望するような社会になっていくと良いですね。