「延命せず」を理解した上で精一杯の治療をしてくださった医師

遺族アンケート

80歳夫/看取った人・妻/東京都/2023年回答

心臓のバイパス手術後2年間入退院をくり返し、あちこち不調が出ました。足の指がコレステロール結晶塞栓症になり次々と指が壊死し、痛みもひどくつらい状態が続きました。最後に担当してくださった医師は、症状を丁寧に説明くださり、リビング・ウイルで「延命せず」を理解してくださりましたが、精一杯日々の治療をしてくださいました。最期は穏かに眠るように逝きました。無理に延命を望まず良かったと思います。

協会からのコメント

2年間の療養は、つらいことも多く苦しい日々だったと思います。

最期はリビング・ウイルが尊重され、穏やかに永眠されたとのこと、リビング・ウイル受容医師との出会いがどれほど幸運か、その様子がよくわかる「看取りのエピソード」です。
心よりご冥福をお祈りいたします。