穏やかな旅立ちに感謝しています。
遺族アンケート
担当医が主人と知り合いだったので、大学病院の検査結果の後に先生に尊厳死協会に入っていることを伝え、延命治療をしない事を申し出ました。先生はリビング・ウィルの事を知らなかった様でしたが、その後適切な治療をしていただき、穏やかに子供達、私にお礼の言葉を残して旅立ちました。少し早く逝ってしまいましたが、あまり苦しまずに逝けた事に協会や担当の先生に感謝しております。
がん発見からたった2ヶ月で亡くなった事、私がもう少し早く気付いていればと後悔のみです。
協会からのコメント
がん発見時にすでに末期だったのでしょう。リビング・ウイルにより、無理な治療より家族との幸福な時間を優先させようという合意形成がなされたのだなと納得できます。「もう少し早く気づいていれば」という後悔も理解しますが、ご主人の意向に沿って協力してくださったリビング・ウイル受容協力医師とめぐりあえたこと、ご家族に感謝して穏やかに旅立たれたことを、良かったなあと胸なでおろす思いです。ゆっくりとご自分を癒していかれますように。