夫婦で決めたリビング・ウイル、それでもやはり苦しい
【遺族アンケート】
83歳夫/看取った人・妻/愛知県/2023年回答
カードを出して「延命については2人で話し合いができています」と伝え、経管栄養・胃ろう等一切受け付けませんでしたが、やはり苦しかったです。
リビング・ウイルは、かかわる人には全て説明していましたが、ご存知ない人はえーって感じで……でも説明を求められることが度々ありました。
中学の同級生で医師になっていた友人も同級会で皆に勧めてくれました。私自身は石井好子さんの時から考えていましたので、同級生の話が会員になるきっかけになりました。
その時は会費が一括払いで高額だったと思います。現在は支払いやすい金額です。
今も「タダイマ」って帰って来る感じです。温かい手が欲しいです。
【協会からのコメント】
ご夫婦でリビング・ウイルについて話し合い、決心したことでも、苦しい思いはつきまとうものですね。
「これが正解だ」と、すっきりするものではないことは、尊厳死を希望し、かなえた人たちみんなが感じていることだと思います。そして寂しさも。
素直なお気持ちを投稿していただきありがとうございます。協会でのサロン活動にもぜひご参加いただき、語り合いの場としてご利用ください。
ご冥福をお祈りしております。くれぐれもご自愛ください。