500の物語が紡ぐ、希望の光
この度、当ウェブサイトのメインコンテンツである「看取り・終末期医療の体験エピソード」が、目標としてきた500事例に達しました。
これは、決して数字だけの話ではありません。
500という数字の裏には、500通りのかけがえのない人生と、そこで交わされた500の愛の物語があります。そして何より、ご自身の個人的な体験を分かち合うという、500の勇気ある決断がありました。
このエピソードは、家族の看取りに立ち会い、迷い、悩み、そして一つの答えを見つけた方々が、次に同じ道を歩む誰かのために、「私はこうでした」と静かに語ってくれた貴重なものです。
私たちはこの活動を通じて、ある確信を持つに至りました。
それは、終末期医療や看取りの選択は、決して一人で抱え込むべきものではなく、「あなたはひとりではない」という、ささやかながらも力強い連帯感を社会に生み出し続けていかなくてはならないということです。
いまやこの500の物語は、一人ひとりの心の光が重なり合い、闇の中にいる人々の道筋を照らす、大きな希望の灯台となりました。
この尊いエピソードを寄せてくださった皆様、そして、その物語に静かに耳を傾けてくださったすべての読者の皆様に、心からの感謝を申し上げます。
これからも「あなたは一人ではない」というメッセージを届け続けられるように鋭意努力して参りますので、今後ともさらなるご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します。
2025年10月吉日

